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2018/08/11 (Sat) 15:55:33
https://youtu.be/oYR79aCJwfs
1996年放映の番組がユーチューブにアップされているのをお知らせいただきました。 ヤマハでウイーン楽器制作プロジェクトを推進した故竹内明彦さんが、ウイーンの響きを解説されています。 まさに当方が習った響きの作り方なんでしょう。 インターナショナルな響きとは180度逆。 ウイーン音大に留学されたトランペットの築地さんのレッスン風景もでてきます。
2018/08/15 (Wed) 07:21:02
竹内さん開発のときにとても驚いたのが楽器の響きに対する感じ方。 ポーというとても柔らかい音は彼らには硬く、ジリジリとなる硬い音が柔らかい。 ウイーンフィルでは”空間に響く結果の音”が大切で、普段演奏しているホールの響きかどうかだそうです。
そこで思い出したのが当時都響の沖田さんに連れられてブレスルマイヤー製のベルガーモデル他をおみせしに千葉先生のお宅にお邪魔した時の事。 先生はベルガーさんはじめウイーンフィルのメンバーとの交流も多く、ウイーンフィルにはエキストラで出演もされています。 そのときいつもの楽器にはNGばかりだったんですが楽器を変えたら一発でOKと言われたそうです。
ウインナホルンの3か国演奏会がウイーンであったとき、ウイーンバルトホルン協会のアンサンブル、日本、スコットランドのアンサンブルとは異次元の響きでびっくりしました。
ユングビルトのチューバを竹内さんに見ていただいたとき、絶対にラッカーかけてはダメと言われました。 今思えば空間を響かすためなんでしょうか。 それにしても歴史的録音に残されたコーラー、シェーデル先生、フンメルさん、空間の響きいいですね。